00096-040628 Caplio GX 到着
朝、資料を読む。
昼、Iさん、K先生、Iさんらとランチ。
It's Classを使うお勧めをいただいた。
shioのことだからとても興味はあるし使ってみたいのではあるけれど、はて、どう使うか。それが大事。使うことによって学生にメリットがあるならば使いたい。
たとえば民法2では、メッセージシートはすべて講義中に記述して講義終了時に紙媒体で提出してもらっており、その場で回答を書くことに意味がある。したがって、It's Classを使うべきではない。質問等もすべて講義中と講義後とに直接答え、メッセージシートにコメントを記述することで直接答えている。だからとりたてて講義外でバーチャルな議論が必要とされるかどうか。
民法1はなおさら。講義自体が常に「問答」形式だから、講義外で議論をするニーズがあるかどうか。
ゼミはさらにさらに、必要なし。みんなが考えていることは、本ゼミ、サブゼミ、メーリングリストと各々のblogやfotologでお互いに十分伝わっていると思う。shioゼミのコミュニケーションの活発さはかなりのものだと思います。
他の先生はいったいどういう風にIt's Classを使っていらっしゃるのでしょう。こんどどなたかに教えていただくことにします。使ったことがある学生で、メリット、デメリットを感じている人は、ぜひshioに教えてください。
ランチ後、ちょっと用事を済ませて戻ってみると、注文していたリコーのデジタルカメラ、Caplio GXが届いていた!! もちろん、22mmになるワイコン(ワイド・コンバージョン・レンズ)やフードアダプター、そしてバッテリーキットも。今日あたり来るかな、と思っていたけどやっぱり!! まずは充電開始。
続いて本体、オプションを取り出し、まずはワイコンを吟味。このワイコン、28mm〜85mmのCaplio GXのレンズを、22mm〜68mmほどのワイドズームレンズに変えてくれるもの。
箱からワイコンを取り出すと、手にずっしり、重みを感じる。キャップを取ってみると、ヌメッとした表面がキラキラ光るレンズ。これは単体でも美しい。そしてすばらしくコンパクト。アダプターを介してCaplio GXにワイコンを付けてみる。最初、アダプターを付ける際、本体側のキャップが上手く外れなくて困ったけれども、ちょっとコツをつかめばすんなり取れる。
ワイコンを付けてモニタを見ると、ふむふむ、確かに22mmほどの広角画像が映っています。このワイド感のまま、被写体に1cmまで接近できる。これはすばらしい!! 広角の醍醐味が思う存分楽しめます。
付属していたストラップは、通常のデジタルカメラ用の片手が入る大きさの単純なもの。しかしCaplio GXには左右にストラップ用金具が付いているから、当然、それを使いたい。そこでとりあえず、研究室に置いてあるフィルムカメラの名機、リコーGR1sのストラップを外してGXに装着。うん、ぴったり。ついでに比べてみると、突起部以外の本体部分の横幅、高さ、厚みは、いずれもGR1sとGXとほとんど同じ。まさに「デジタルのGR1」を目指して作られた、というのが一目瞭然。 メモリカードはハギワラシスコム製の512MBのSDメモリーカード(HPC-SD512M)を使用。転送速度10MB/s。
すぐに撮影……と行きたいところだけど、バッテリーは充電中。仕事も山積。
なので、手元にあった単三型充電電池を2本入れて、2枚だけ撮影。
あー、これを持って、旅をしたいなあ。
などと現実逃避している暇はなく、撮影は明日以降にして、仕事、仕事。
S氏来訪。
カムチャッカとかアムール川とかに行って川下りをしながらイトウ等を釣ったお話を伺う。ダイナミックです。そのときに持参したオリンパスのデジタルカメラが、水しぶきで1日目でダメになったと嘆いていらっしゃった。
デジタルカメラに水は大敵。そのような用途には、いまならshioは、リコーのCaplio 400G Wideをお勧めします。これもリコーですが、必ずしもリコーを贔屓しているというわけではなくて、各社製品の中から性能を比較すると、現在いいと思う機種がたまたまリコー製だということです。ちなみにshioは水辺やヨットの上では、ソニーのCyber-shot U60を使っています。モーターボートを操縦中でも片手で撮影できるので、便利です。使う人のことを考えたデザイン、秀逸です。Caplio 400G Wideはちょっと値段が高いのと比べると、こちらは値段も手頃です。ただし電源が単4型充電電池2本なので、1回の充電で100枚ほどしか撮影できないのが残念です。 仕事をしていると、あっという間に時間が過ぎ、ロースクールの講演会へ。
アメリカのlaw firmに関して、興味深いお話を聞くことができました。
Professionalとは何か。
shioがいつも言う「教師、医者、政治家、弁護士、会計士……はなぜ“先生”と呼ばれるか」という命題と同じ答えでした。そしてshioが考える日本語の「プロフェッショナル」の定義は、本日の講師が想定なさった「professional」よりもずいぶん広いことが分かりました。うん、なるほど。
終了後、例によって懇親会。
ロースクールの院生たちとお話。
Hさんのお話によると、shioの月刊アスキー連載が面白い、と某司法試験受験生が読んでくださっているそうです。うれしいです。お読みいただきどうもありがとうございます。
バックナンバーのコピーが欲しい方はご連絡ください。さしあげます。
研究室に戻って仕事の続き。
楽しい。